最近、子どもたちとはまって見ているドラマがあります。

『僕らは奇跡でできている』

 

動物行動学を教える大学講師である相沢一輝が主人公のドラマ。

自分の好きなことや気になることを考え始めると周囲には目もくれず没頭してしまう性格の主人公。

 

先日の番組の中で、その相河一輝が歯科医の水本育実に、小学生の虹一くんに彼の『すごいところ100個』を伝えたという話をします。

そして、「水本先生のすごいところも100個言えます」と言います。

「時間を守ります。
歯の治療をします。
歯をきれいにします。
クリニックの院長です。
子どもたちに歯の勉強会をします。
紙芝居を作れます。
リスの橋を作るのを手伝ってくれます。
作業が丁寧です。
歩くのが速いです。
ギョーザの形をそろえられます。
よく食べます。
箸を上手に使えます。
会ったとき『こんにちは』って言ってくれます。」

 

と、そこで、水元育実は言います。

「ちょっと待ってください、それって誰でもできることなんじゃないですか?」

 

これに対し相沢一輝が言った言葉が

「誰でもできることはできてもすごくないんですか?」

 

このセルフを聞いて

はっ!

としました。

 

そうなんです。

子どもが生まれて成長していく中で、できないことが一つ一つできるようになっていく。

子どもが幼いうちは、その一つ一つを喜んでいたはず・・・

でも、そのうち、できることが当たり前になってしまって、他の子と比べて『できないこと』ばかりが気になるようになってしまう。

 

 

でも、『できること』がすばらしい。

誰かと比較してしまうから、それが「誰でもできること」「できてあたり前のこと」になってしまう。

 

誰かと比べるのではなくて、わが子を見つめると

昨日、1週間前、1か月前、1年前できなかったことができるようになっているのがわかり、そのできるようになった一つ一つがすばらしいと感動し感謝できるはずなのです。

 

そのことを再確認することができた番組でした。

 

ちなみにドラマのあと、親子で『すごいところ100個』言い合いっこしました。

みなさんもぜひ『すごいところ100個』、お試しくださいね!

 

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