などの幼少期の困った行動。
「ダメ!」「やめなさい!」と何度言っても聞いてくれないわが子。
どうしたらよいのでしょうか・・・
というご相談、よくお聞きします。
「ダメ!」
「やめなさい!」
と叱ってしまう気持ち、よ~くわかります。
お父さんもお母さんも叱らずにすむのであれば叱りたくない。
でも実は、叱られているお子さんも、困っていたりするのです。
叱っているお父さんやお母さんだけでなく、お子さんもストレスを感じているなんて、悲しいですよね。
では、どうしたらよいのでしょうか。
と叱られていることはわかっても、お子さんは、どうしたらよいのかがわからないことがあります。だから、「ダメ!」「やめなさい!」と言われて、たとえ、その場ではその行動をやめたとしても、また同じことをしてしまうのです。
ーであれば、「どうすればよいのか」を教えてあげればよいのです。
例えば、
「お友だちのおもちゃを取ってしまう」という行動に対し
「こらっ!」と叱るだけでは、また次の機会に他のお友だちのおもちゃをとってしまうかもしれません。
「お友だちのおもちゃが欲しいときは『貸して』って言おうね」
「『一緒に遊ぼう』って言ってみようね」
など、より適切な行動を、お子さんがわかる表現で伝えてあげる方が効果的です。
そして、その指示どおり「貸して」「一緒に遊ぼ」と言えた時は、しっかりほめてあげましょう。
お子さんも、叱られるより褒められる方が、ずっと嬉しいのです。
お父さん・お母さんにもっとかまってほしいお子さんの場合、お父さん・お母さんの注意を惹くために、わざと困った行動をしてしまう場合もあります。
その場合、「ダメ!」「やめなさい!」といった否定的な声かけは逆効果で、困った行動が続いたり悪化してしまいます。
お子さんの良いところを見つけて、できるだけたくさん褒めてあげることが、そうした困った行動を減らしていくことにもつながります。
「ダメ!」「やめなさい!」をやめる
↓
より適切な行動を教えてあげる
しっかりと褒めてあげる
お父さん、お母さん、そしてお子さんの笑顔のため、少し遠回りのようですが、がんばっていきましょう。
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