バイリンガル児を育てている親にとって、言語発達に遅れがあるかどうかを判断することは容易なことではありません。
しかし、言語発達に遅れがある可能性がある場合、できるだけ早く発見&対応することがその後の発達にとても大きな影響を及ぼします。
バイリンガル児の言語発達に気がかりがあるケース(Red Flags)についてとてもわかりやすく書かれている記事を見つけたのでご紹介したいと思います。
Language Development in Bilingual Children
ここで簡単に要約してみたいと思います。
まず、3歳未満から2つの言語に触れて育っているsimultaneous bilingualism の場合:
1.2-6ヶ月までに声を発しない。
2.6-15ヶ月の間、新しい言葉の獲得が1週間に1語以内。
3.20ヶ月までに発語が20語以下(2つの言語をあわせて)。あるいは、2-3歳までに2-3語文を使わなかったり、語彙が限られている。
次に1つの言語獲得後に2つ目の言語を学んだsequential bilingualismの場合:
1.第1言語の獲得に遅れがあった。
2.長い期間、話さない期間がある。
3.言葉をうまく出てこない(思い出せない)ことがある。
両親へのアドバイスなども記述されています。
ご興味のある方は、上記のリンクから記事にアクセスできますので、ぜひ原文をご一読ください!