今週の絵本 第17弾
今回は「ちいさなたまねぎさん」をご紹介します。
「ちいさなたまねぎさん」作:せな けいこ出版: 金の星社
ねずみにかじられて台所で泣いているじゃがいもさん。
にんじんさんやたまねぎさんがなぐさめてくれたり、きゃべつさんが葉を包帯がわりにしてくれたりー。
おたまやフライパン、やかんなどなど仲間たちも一緒に、悪いねずみを退治する ― そんなお話です。
では、野菜やキッチン道具など、どの家庭にもあるものが繰り広げる夜のキッチンのお話「ちいさなたまねぎさん」を使ったことばのレッスンをご紹介します。
このお話は、場面設定が明確です。
「台所」という場面に登場するキャラクターも、すべて(ねずみ以外)台所にあるものです。
場面やキャラクターを特定しながら、野菜や調理道具の名前、その機能などを理解し表現する練習をします。
等、疑問詞を使った質問を理解して答える練習をします。
など、お話の前後関係から、登場するキャラクターの気持ちを理解する練習をします。
等の質問を通して
①たまねぎをかじる ↓②たまねぎの「しる」で、目と口がひりひりして涙が止まらなくなる
といった原因―結果の関係を学びます。
「ちいさなたまねぎさん」のお話の中では、キッチンにある野菜や道具が登場します。
そこから、家の中にある身近なものの名前を書きだします。
たとえば、
それらについて
等についてお話することで、理解・表現を深めることができます。
書き出したものについて、なぞなぞ遊びをするのもおすすめです。
絵本を読んだ後、キッチンで絵本に登場する野菜や調理道具探しをしてみるのも楽しいかもしれませんね♪
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