『それでいいよ だいじょうぶ』(母子保健事業団 出版)という本があるそうです。
「この育て方でいいかしら」「うちの子、だいじょうぶかしら」そんな小さな不安や悩みをかかえたお母さん、お父さんを応援する本です。文章は詩のようで、絵本のような仕立てです。親を取り巻くまわりの人に向けたメッセージも同時に掲載しています。しみじみと心に届く「子育ての絵本」です。
株式会社 母子保健事業団のHPより引用
子育てには、不安や悩みがつきものです。
まして、我が子の発達に遅れやつまづきがある場合、その不安や悩みは大きく膨れ上がっていくであろうことは想像に難くありません。
日本に帰国してお会いしてきたママたち。
みなさん、不安や悩みを抱えながら、一生懸命子育てをしていらっしゃいます。
そしてー
「私の子育ての方法が間違っていたのでは?」
と自信を失い、御自分を責めていらっしゃるママにお会いすることがあります。
そんなとき、
「大丈夫!」
「お母さん、今まで、そして今も、とってもがんばってるよ!」
「それでいいんだよ」
と言葉をかけたくなります。
そもそも・・・ですが、なぜ、ママだけがこれほどまでに追い詰められるのでしょうか?
子育てとは、ママだけの仕事ではありません。
ママ、パパ、そして、おじいちゃんやおばあちゃん、親戚の方々、お友達の力も借りながら、みんなで愛情を注ぎながらがんばっていくこと
ーだと思うのです。
それなのに、なぜ、ママだけが「私が悪い」と御自分を責めることになってしまうのでしょうか?
ママの不安や悩みが少しでも和らぐよう、そして、ママが自信をもって一歩ずつ前に進んでいけるよう、
『ママ、大丈夫!』
『一緒にがんばろう!』
という温かい支えがある中で子育てをがんばってほしい。
そして私も、その応援団の一人としてパパ・ママ・子どもたちを支えていけたらと願っています。