アメリカにあって日本にないサービスもありますが、日本にあってアメリカにないサービスで「あったらいいな!」という育児支援サービスもあります。

 

その中でも最近強く感じている「あったらいいな!」は「子育て支援事業」の一環で行われている「ことばの相談」と「地域療育等支援事業」の一環で行われいる「訪問巡回サービス」です。

 

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日本で言語聴覚士として働いているとき、クリニックでスピーチセラピーを行う傍ら、地域の保健センターで実施している「ことばの相談」に出向き、地域の保健センターで保健師さんと一緒にお子さんの言葉の発達に関するご相談をお聞きしたり、地域の子どもたちが通う保育園・幼稚園・学校などを訪問し、集団生活の中での子どもたちの様子を観察し、先生方のお話をお聞きしながらアドバイスをお伝えする業務にも携わっていました。

 

その何がよかったかというと、

 

子どもたちが過ごす『地域』の中で、子どもたちが毎日を一緒に過ごす方々と一緒に、子どもたちの成長のサポート

 

ができていたことです。

 

 

保健センターや園・学校など、子どもたちが過ごす地域・集団での様子に触れることにより、スピーチセラピーという個別場面の中だけでは見えなかった子どもの様子が見え、子どもたちの毎日の生活に関わっていらっしゃるご家族・保健師の方々、また先生方と連携をとることもできていました。

 

ある意味、「スピーチセラピーという個別場面」だけでは片手落ちになってしまう部分をそういった「ことばの相談」や「訪問巡回サービス」が補い、より包括的な育児支援サービスにつながっていたような気がするのです。

 

 

冒頭で「アメリカにないサービス」と書きましたが、正確に言うと、早期介入サービスやIEPのサービスの中で、そういった育児支援サービスを受けることは可能です。

 

しかし、日系のプリスクールや学校に通う日本人の子どもたちが日本語でそのようなサービスを受けることは難しいのが現状です。

 

海外に在住する日本人のお子さんへの育児サービスはどんなものがあるのか調べてみましたが、日本で受けることができる乳幼児育児支援や地域療育等支援事業のようなサービスは見当たりませんでした。

 

情報が不足し、不安の大きい海外での子育てだからこそ、そういった支援サービスが必要なはずなのに!と思うのです。

 

―と吠えているだけではなにも変わらないので、少しずつできることから始めていかなきゃなっと思っている今日この頃です。

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