先日お会いしたお子さん。

数日前にお葬式に参列したとのこと。参列した方々の話す様子を見て「小さな声でお話する」ことを学んだそうです。

さっそく、セラピーの場面でそのスキルを披露してくれました。

場面に合わせて、声の大きさを調節するスキル、社会生活をおくる上でとても重要なソーシャルスキルです。

例えばー

クラスで発表をする時は大きな声が必要ですが、図書室では小さな声を使うが適切です。

休み時間中に鬼ごっこをしている時は大きな声を出しますが、こけてしまったお友達のそばにかけよって「大丈夫?」「痛い?」と声をかける時は、鬼ごっこをしている時より小さな声になるでしょう。

家でも、帰宅時「ただいまー」という時の声と、就寝時に布団に入ってからお母さんとお話する声は大きさが違うはずです。

このように、場面に応じてそれぞれ適切な声の大きさがあります。

 

また、声の大きさは相手に与える印象にも影響をあたえます。

就職の面接試験で小さな声で応答していては自信がないと思われてしまうかもしれません。

反対に、コンサートや映画館で大きな声でお話してしまっては「非常識な人」と思われてしまうでしょう。

 

文化によっても声の大きさの基準は異なります。

 

「声の大きさ」に視覚的に理解する教材として、以前作成した”Voice Level Chart“をご紹介したいと思います。

 

1.声を大きさを理解するチャート:声の大きさの違いを説明し、それぞれの大きさをデモンストレーションします。

  • Voice Off
  • Soft Voice
  • Talking Voice
  • Outside Voice
  • Screaming Voice

2. それぞれの声の大きさのレベルを使うのに適した場面の選択しながら、なぜ、その声の大きさが適切なのかについてお話します。

 

3. 教材で学んだことを実際の場面でいかせるよう、生活の中適切な声の大きさを使えている時はしっかり褒めてあげ、間違った使い方をしている時は適切な大きさを伝えます。

 

社会生活を送る上で大切なソーシャルスキルの1つである「適切な声の大きさの使い方」

参考にしていただければ幸いです。

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