アメリカで臨床をしているときのお気に入りのゲーム「Whoonu」をご紹介します。
【遊び方】
- 「Whoozit」となるプレーヤーを決めます。
- 残りのプレーヤーは、カードの山から上から4枚ずつカードをとり、手持ちのカードの中から「Whoozit」が好きだと思うカードを1枚(プレーヤーの数が少ない場合は2枚)選び、「Whoonu封筒」に入れます。
- 「Whoozit」は封筒からカードを取り出し、一番好きではないものから一番好きなものをランク付けし、一番好きではないものには、トークン1を、その次にトークン2を、そして一番好きなものにはトークン6を置きます。
- 残りのプレーヤーは、自分で選んだカードに応じて、トークンを受け取ります。
- 「Whoozit」は時計回り(あるいは反時計回り)に交代します。
- 最後にトークンの合計得点を計算し、得点が一番高い人が「勝ち」となります。
グループレッスンを行う場合には、仲良くなるきっかけ作りも含めてこのゲームを使用することもありましたが、何より活躍してくれたのが、ソーシャルスキルのグループレッスンでした。
「順番の理解」「勝敗の理解」「負けを受け止めること」を練習することに加えて、「相手の好きなものを想像する」というゲームの趣旨から「相手の立場に立って考える」練習にもってこいのゲームなのです。
昨夜、なんとなく、わが子たちと一緒にWhoonuをしてみて、その魅力を再確認。
小学生も娘も中学生の息子も、そして大人の私もみんなが楽しめるゲームなのです。
ゲームをした後、ふと、ことばのレッスンでも使いたいな!と思い、その勢いで日本語カードを作っちゃいました!
ソーシャルスキル以外にも、言語表現を拡げる練習や、なぞなぞ等のアクティビティを通して、聴理解や質問応答の練習をすることもできます。
小学3年生から始まる英語教育の場面でも使えそうですね!
幅広い目的で活躍できるWhoonu、ぜひお試しください♪