子どもの言葉は胎児期から始まり、大人になるまでの長ぁーい過程を経て発達していきます。
両親の影響が特に大きい乳幼児期において、子どもの言語発達を促す10の方法について紹介している記事をご紹介したいと思います。
10 Tips to Promote Speech and Language Skills in Your Child
社会的言語
1)目を合わせること:子どもとコミュニケーションをとるとき、できるだけ子どもの目をみてコミュニケーションをとりましょう。そうすることで、子どもは相手の目を見てお話することを学びます。あなたの顔の表情から多くのことを学び、またあなたの口の動きを見ることによって、正しく発音することも学んでいくのです。
2)順番:子どもに向かってお話したら、今度は子どもからの反応を待ってあげましょう。それによって、「順番」を学んでいきます。
言語表現
3)子どもが表現するチャンス:子どもが何かを言おうとしているとき、たとえ何を言いたいのかわかっていたとしてもすぐにしてあげるのではなく、子どもが表現しようとするチャンスを与えるため数秒間待ってあげましょう。
4)子どもの選択:子ども自身に選択するチャンスを与えてあげましょう。選択の機会を与えられることによって、子どもは、指差しや、発声、言葉など持てる表現方法を使って伝えようします。
言語理解
5)指示に従う力:「笑って」など、最初はごくシンプルなリクエストからはじめ、子どもの理解に応じて、徐々に難易度をあげた指示をしてみましょう。
6)簡単な絵本から:1ページに1つか2つの絵のみが描いてあるような、シンプルな絵本を読んであげながら、子どもが答えられるような簡単な質問をしてみましょう。もし、少し待っても子どもが答えられないようなら、優しい声で答えを言ってあげましょう。
語彙力
7)褒める:子供が何かを言おうとしたら、たとえ正しく言えていなくてもやさしい声で褒めてあげながら子どもが言おうとした言葉を正しく言ってあげましょう。
8)探検:お散歩やお買い物などの中で、いろいろなものの名前を言ってあげましょう。
構音
9)他人がどれくらい子どもの言葉を理解できるか、観察してみましょう:通常、他人に比べ、親のほうが子どもの言葉をよく理解できます。他人がどれくらい子どもの言葉を理解できているのか、観察してみると、子どもの構音発達を客観的に知ることができます。
10)はっきりと話しかけてあげる:子どもの顔を見ながら、少しゆっくり目にはっきりと話しかけてあげましょう。
いかがでしょうか。
どれも難しいことではなく、ほんの少しの心がけで実践できることばかりです。
しかし、実際に、忙しい毎日の生活の中で、これらのすべてを実践できている方は少ないのではないでしょうか。
子どもの言語発達を助けてあげられる一番の担い手は、なんといっても、子どもと毎日接しているパパ&ママです。
将来のスーパーヒーロー&スーパーヒロインの発達の鍵をにぎっているパパ&ママ、『子どもの言語発達を促す10の方法』を楽しみながら実践してみませんか?