“Fidget”とは、もともとソワソワすることやそういった状態や人のことを意味します。

 

不安になっている時や緊張している時、あるいは何かに集中したい時、多くの人がなんらかにの形で”ソワソワ“した行動を示します。

 

そして、自分を落ち着かせるために何らかの代償行為を示します。
髪の毛をさわったり、持っているペンをくるくる回したりする行動がその例です。

 

そして、そういった”ソワソワ“する状態を解消(軽減)してくれる道具のことを、”Fidgets”といいます。

 

そういった“ソワソワ”した状態やその代償行為が自他に害を与える場合、社会生活を送る上で問題となってきます。

例えば髪の毛を抜く行為や鼻をほじる行為などがある場合、それをより社会的に好ましい行動に変えていく必要があります。

 

その際に登場するのが“Fidgets”です。

 

 

Source: theinclusivechurch.wordpress.com

 

写真のようなおもちゃやお手玉など、手にある種の感覚を与えてくれるもの、ガムなど口腔内に刺激を与えてくれるもの、青竹踏みなど足に使うものなどがこれに含まれます。

 

この”Fidgets”、ADHDや自閉症のお子さんたちに特に効果があるといわれています。

 

ただ、万人受けする”Fidgets”などはなく、そのお子さんが心地良いと感じる感覚、そういった感覚を与えてくれる”Fidgets”をみつける必要があります。

 

ところで・・・ 私の住む地域の学校では、”Fidgets”が使われている場面をよくみかけるのですが、日本ではどうなんでしょう?

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