子ども自身が壁を乗り越える力をサポート

 

先日のTeachable Moments / 大変な瞬間こそ学びの機会に』の記事で、大変な時こそ、それを子どもが学ぶ機会にしましょう、というお話をしました。

その内容に関連するのですが、特に思春期以降のお子さんの成長に関連する記事がありましたので、ご紹介したいと思います。

 

How to Help Kids Deal With Rejection – Katherine Prudente, Child Mind Institute

 

子どもが幼いうちは、お父さん&お母さんが子どもの盾となり鉾となり守ってあげられます。

しかし、成長とともに子どもの世界が広がっていくにつれて、子ども自身が壁を乗り越えていく力をつけていけるようサポートしていくことも親の仕事となります。

その中で、子どもが壁にぶち当たってしまい、失望し、拒否感・敗北感にさいなまれているとき、親はどうしたらよいのでしょうか。

上記の記事の中で、そのヒントが紹介されています。その中のいくつかをここでご紹介したいと思います。

 

Comfort and validate their experience.

子どもに寄り添い、その経験を認める

 

例えば、お子さんが水泳の昇級試験に合格できなかったとします。

あるいは、第一希望の大学に入れなかったとします。

その時、どのように言葉をかけたらよいでしょうか。

「今回の試験、いつもより難しすぎたよね」

「あの大学、あまり良くない噂があるし、行かなくて正解よ」

といった言葉かけで、お子さんの悔しい気もちを少しでも和らげようとするかもしれません。

ーですが、むしろ、まずはお子さんの気持ちを受け止め、その努力を認め、努力した過程や経験がお子さんの人生にとって大切であるということを伝えることが大切です。それにより、お子さんは、気持ちを落ち着けることができ、次のステップを歩む準備ができます。

記事の中では、ウエイトトレーニングが例として挙げられています。

今は1回持ち上げるのも大変な重さが、練習を重ねていくことで力がついていき、同じ重さのウエイトをより楽に持ち上げることができるようになり、さらに重いウエイトさえ持ち上げられるようになります。

目標のウエイトを持ち上げることができなかったことが悔しいお子さんの気持ちを受け止め、その努力を認め、そしてお子さんの傷が癒えるまで寄り添ってあげながら、お子さんがその壁を乗り越えて再挑戦しようという気もちになれば、お子さんはさらに重いウエイトを持ち上げるステップを歩み始めることができます。

同様に、つらい思いを乗り越えることができると、次につらいことが起きたときによりたくましく、そしてより簡単にその壁を乗り越えられるようになるのです。

Tie your children’s value to their character, not their achievements.

子どもをほめるときは、結果ではなく子どもの努力や決断をほめる

 

「学校でよい成績が取れた」

「評判の良い学校の入学試験に合格した」

その時、その結果をほめるのではなく、その結果に至るまでの子どもの努力であったり、遊びやテレビの誘惑に勝って勉強した子どもの決断や行動をほめてあげてください。

Take a back seat.

脇役を務める

 

親として、子どもを守りたいと思うのは当然のことです。ですが、親がお子さんの代わりにお子さんの問題・課題を解決し続けていると、子どもの自己実現したいと思う気持ちを育てることにつながりません。

子どもの問題を親が解決するのではなく、解決に向かって共に歩み、徐々に子ども自身が問題解決できるよう促していきましょう。

その過程こそが、子どもが自分の問題を対処できる自信をつけていくことにつながります。

 

こちら(How to Help Kids Deal With Rejection – Katherine Prudente, Child Mind Institute)をクリックしていただければ、記事の全文をご覧いただけます。

 

私自身、思春期のわが子のことを思いながらこの記事を読み、あらためて自分の育児を見直すきっかけになりました。

ご参考いただければ幸いです。

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