好き嫌い克服法 その5は『間食』についてです。
間食(おやつ)は良くない?
いえいえ、そんなことはありません。
子どもの間食は、3度の食事で不足する栄養とエネルギーを補う意味で重要な役割があります。
また、情緒安定のためにも必要だといわれています。
ただ、その頻度と量に気をつける必要があります。
例えば、スナックやジュースをずぅーっと食べ続けていると、お子さんはごはんの前になってもお腹がすかず、ごはんをおいしく食べることができません。
苦手なものはもちろん、大好きな食べ物でもおいしく感じられないでしょう。
好き嫌いの激しいお子さん、感覚過敏のあるお子さんの場合、食事は子どもにとっても大人にとっても苦痛なものになりがちです。
激しく嫌がる子どもに負け、「なんでもいいから、とりあえず何かを食べさせたい」と思い、スナックやジュースなどを与えたくなる気持ち、わかります。
ただ、そういったものばかり与えていると、お子さんは、食べれるようになってほしい栄養のある食べ物を食べるようにはなりません。
また、子どもはグズればおかしをもらえる、と思い、がんばっていろいろな食べ物を食べようとはしないでしょう。
間食はメインではなく、3度の食事の『補助的役割』である、ということを忘れずに、上手に間食を与えることが大切です。
余談ですが、みなさん、ご存知のように間食は『質』も大事です。
好き嫌い克服法その2でお話した『一緒に料理』、おかし作りに適用できますね
お子さんと一緒に質の良いおかし作り − 好き嫌い克服にもなって一石二鳥(?)ですね